あけまして
おめでとうございます。
日本では昔から、新年を迎えると目上の人の所に出向き、お祝いのご挨拶をする「年始の挨拶回り」という習慣がありました。
そして年月を経て、日頃お世話になっている方々に感謝の気持ちを込めて新年をお祝する言葉を用い、昨年の感謝と新しい年も変わらないお付き合いを依願する挨拶状を贈るのが、定型賀状=年賀ハガキとなったのです。
今日のハガキを年賀状に使うようになったのは、明治時代です。
豆知識
江戸時代の飛脚さんが ↓ |
郵便屋さんになった
その制度を明治の初めにつくったのは、「郵便の父」と呼ばれる前島密です。
近年はメールの普及に伴い、新年の挨拶をメールで済ませるという人も増える中、配達件数が激減してはいないという現状は、お正月に届く年賀状は日本人として特別な思いのある書状と位置づけられているからかもしれません。