日本でPR用に、販売したところ、
用意した2トンが3日で売り切れたという。
台湾の【ライチ】
用意した2トンが3日で売り切れたという。
こんな風に実っています。 |
ライチの味は?
冷蔵庫で冷やして食べると、この世の食べ物とは思えないほど、みずみずしく、ほのかな甘みがあり、程よい酸味がフルーティなおいしさをかき立てます。
この果物は楊貴妃がこよなく愛した果物としても知られています。
ライチの値段は?
台湾でライチを食べられるのは、6月末から7月中旬くらいまでで、2週間から3週間くらいの短期間だけです。
台中の道端でたたき売りされているライチの価格は、6月頃は5斤(3kg)で100元で7月に入ると6斤(3.6kg)で100元で販売されています。
1元=約17円
もちろん一人では食べきれないので冷蔵庫に入れて1週間くらいで食べることになります。
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これに自信を得た台湾は、今後、日本にドンドン輸出して行くという。そこで問題になるのは何分、果実なものだけに 輸送中に痛みが出るのである。
この問題を解決するため、台湾はずいぶん前から、産官学で研究を行ってきました。
その成果が出たという情報が入ったのでお知らせします。
台中産ライチ、産官学連携で日本輸出拡大へ 外観上の課題克服/台湾
台湾中央通訊社 2018/06/11
台中市政府はライチの輸出時に生じる外観上の課題を克服する新技術を活用し、地元の大学や企業との連携で同市産ライチの日本への輸出拡大を狙う。
11日に市内で行われた記者会見には蔡英文総統が出席し、「日本の消費者は美しいライチを見て、きっと家に持ち帰ってくれることでしょう」と期待を寄せた。
産官学連携で日本への輸出拡大を狙う台中産ライチ |
ライチを日本に輸出するには、害虫の卵や幼虫などを殺滅するために蒸熱処理を施す必要がある。だが、処理過程によって皮が変色し、外観の美しさが損なわれていた。
同市は昨年1月、中興大、直動機器メーカーのハイウィン(上銀科技)とライチの鮮度保持技術に関して連携する協定書に署名。
ハイウィン傘下の団体が310万台湾元(約1140万円)を出資し、中興大が開発した鮮度保持技術を主要産地の太平区農会(農協)に技術移転することなどを支援した。
鮮度保持技術を利用すれば、蒸熱処理をしても外観の色が保たれるようになる。
ハイウィンは同市の青果組合から同市産ライチ1500箱を購入し、日本の顧客に配布するなどして日本へのPRを後押しするという。
太平区農会(農協)は先日、日本で黒葉ライチのPRを行った。1箱(約10個入り)約125元(約460円)で販売したところ、用意した2トンが3日で売り切れたという。
市によれば、同市のライチ栽培面積は約1940ヘクタール。年間生産量は1万7729トンに上る。例年6~7月に市場に出回るという。