目標:産業革命前の気温から「2°未満」に抑えること
パリ協定では協力した先進国と途上国だが、資金援助や技術支援などを巡って対立が再燃しており、着地点を見いだせるかが今回の焦点です。
さらに今回はアメリカ(トランプ政権)が離脱しており将来に不安が残ります。過去にも 2001年にブッシュ米政権が京都議定書から離脱しています。世界から猛烈な批判を受けています。アメリカ第一主義もいい加減にして欲しい。地球の将来が掛かっているのですよ!
温暖化に関心を持とう
温暖化が進むと、気温が上昇するだけでなく地球全体の気候が大きく変化します。既に世界各地では、そのさまざまな影響が現れ始めており、自然環境や人の暮らしにも重大な問題を引き起こしています。こうした問題は、温暖化への対策を十分に行なわない場合、さらに深刻化し、地球規模の深刻な被害をもたらす危険性が指摘されています。
国連が発表・・・地球温暖化による海面上昇は「加速」している
1988年に設立されたIPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)によれば世界規模の海面上昇の原因は地球温暖化で『氷が溶ける』からではなく、『海水の膨張』によるものとしています。
そして、これらのリスクは、温度の上昇の度合いによって、
1988年に設立されたIPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)によれば世界規模の海面上昇の原因は地球温暖化で『氷が溶ける』からではなく、『海水の膨張』によるものとしています。
そして、これらのリスクは、温度の上昇の度合いによって、
A:暑熱や洪水など異常気象による被害が増加
B: サンゴ礁や北極の海氷などのシステムに高いリスク
C:作物の生産高が地域的に減少する
D:利用可能な水が減少する
E: 広い範囲で生物多様性の損失が起きる
F: 大規模に氷床に消失しこのままの気温上昇が続くならば
G: 多くの種の絶滅リスク、世界の食糧生産が危険にさらされるリスク などを引き起こす可能性があると指摘されています。
このままの気温上昇が続くならば、温暖化は国の安全保障問題にまで発展する。
たとえば、21世紀中の地球温暖化は、極端な異常気象や海面上昇などの長期的な影響の両方によって、大規模な人々の移住をよぎなくさせると予測している。
これは、特に温暖化の影響に弱い途上国において、強く懸念されている問題である。
こうした、すでに貧困や飢餓に苦しむ地域に、さらに温暖化の被害が加わることは、内戦や武装勢力などの間で生じる暴力的な紛争のリスクを増加させる可能性がある。
このように、温暖化が多くの国の重要なインフラや領土に及ぼす影響は、国家安全保障問題に発展するおそれがあると警告しているのです。
つづく